ブロードウェイミュージカル ウェストサイドストーリ にかこつけた独り言

たまにヤってしまうのですが,「ほんとにお話にならないくらい切羽詰っている」のみ

目の前にあるチケット...

 「んもぉ〜」と思いつつも,今回はお友達も誘って,の予定だったので

やむなく「仕事のことは忘れたふり」をして,

(でも,顔が割れているtwitterでは絶対にそんなそぶりは見せずに! 笑)

久しぶりにミュージカル観劇です.

West Side Storyは,名曲です(キッパリ).

West Side Storyの振り付けは,ほんとに素晴らしいのです(キッパリ).

だから行かないわけには行かないでしょ?ということで

(同じくWSS大好きな)友達と一緒に行くことにしてて,

ふと気づいたのですが,もう大好きな漫画を読み返すような気分で観に

いったわけで,そうすると(よくあることですが)

わりと裏切られるんですよね 笑

何しろ頭の中では,曲も,ダンスも「ベストはこれ!」というのが

完璧に出来上がってますから,当然,ちょっとした乱れも気になるわけで.

何度か「あれ?」と思いつつも観ていたら,

だんだん,「あれ?これなんか違うよね?」になって行きます.

そうなんです,ブロードウェイの再演はちゃんと演出を変えて,

曲の順も,たぶん歌詞も変えての「新しいショー」なんです.

お馴染みのものをまた観に来ました,という態度で

観てはダメ,なのでした(反省).

ということで,途中まで,「大好きな曲とダンス」でハイテンションながら

ちょっと あれ?あれれ?という感じだったのですが.

2幕目で,Somewhereが,ほとんど「イマジン」のような歌として,

天の国での合唱となって歌われたときに,

なんだか「違うベクトルで」ちょっと涙が出そうになり.

「そんなに嫌ならさっさとプエルトリコに帰ったら?

 私はアメリカがいいのよ!」

と唄うアニータの姿に

 ...辛いことがいっぱいあっても,

   それでもこの子(←いつの間にか母親目線..w)は

   自分で「移民という道」をで選ぶ、と言ってるのか

と今のアメリカのこと,日本のこと,テロのこと,などなど

いろいろ思い浮かんでしまって,ますます変な風に

気持ちがぶんぶん膨らんできて,

最後のクライマックスでは,ついに涙腺崩壊.

バーンスタイン(の音楽)への感動でもなく(←いや,感動してますけど)

ロビンズ(の振り付け)への興奮でもなく(←いやいや好きですけどね)

  今,この舞台を世界に送り届けようとしている人たちの

  メッセージに

涙がしばらく止まりませんでした.

なぜ殺しあうの? なぜ憎み合うの? 

この銃で何人殺せるの?

ハタチやそこらの(失礼)若い人たちにこんな思いをさせてはいけない.

恋をして「私,可愛いでしょ??」と浮き立つ気持ちを味わっている

若い人たちに,こんな結末を味わせてはいけない.

 ずっとそうじゃない道を選んできていると思っていたのに

 なぜ今こんな世界になっているの???

 何を私たちは間違った道をまた進み始めているの?

 今,私は,何をすべきなの?? このままじゃダメでしょ?

まさか,そんな涙がこぼれてこようとは...

おそるべし,ブロードウェイミュージカル,と思った

観劇でした.

 ..いや,綺麗で素晴らしい芸術を楽しみたい方には

 必ずしもお奨めしませんけど,

 何かガツンと来ます.

 そして,舞台の上で映し出されたのと

 とってもよく似た渋谷の街をみたときに

 何か,何かを考え,語り合わなくてはと思う.

 そんな力のある作品でした.